豊田通商 CSR Report 2013
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シンガポール大学での実証実験 中国・アジア市場では、まだまだ二輪車、軽車両が市民の重要な足として利用されています。例えばアジアでは、約1,000万台もの三輪タクシーが走っていますが、一部の国では電動三輪車の導入が検討されています。また中国では、既に1億3,000万台以上の電動二輪車が導入され、小型EVもガソリンスタンドが整備されていない地方にて普及が進みつつあります。今後中国・アジア市場では、温室中国・アジアでのモビリティの電動化を支援シェアする仕組みです。「短距離」移動が前提でかつ「低料金」でのサービス提供を想定しており、利用者の声や稼働状況など事業化に必要なデータを収集し、EVが気軽に利用されるための料金設定や用途を探っています。 また、日本以外のアジア地域においては、超小型EVの法整備が進んでおらず現状では公道を走れませんが、シンガポールではシンガポール大学構内での移動に限定しての実証試験を行っています。 一方、超小型EVの法整備が進んでいる欧州においては、当社は、輸送事業者向けの小荷物配送車としてコムス導入を提案しています。路上駐車が多く、道路の狭い市街地で超小型EVは優位性を発揮できることから、環境保全への取り組みを積極的に進めている郵便事業体をターゲットに、ポルトガル郵便局等と共同で実証試験を実施しています。効果ガス・大気汚染物質の削減、化石燃料の輸入量削減、ガソリンから電気への燃料転換による市民生活の向上を目的として、さらなる電動化の動きが加速されると予想されています。 そこで当社は、中国・アジアでの健全な電動化モビリティの市場形成ならびにその品質・性能向上に貢献すべく、電動化における主要部品である電池・モーター・インバーターの技術支援を行っています。すでにタイでは電動三輪車のプロトタイプを製作、公道での運行実験を通じて安全面・環境面に配慮した電動三輪車の普及を支援しています。チャージポイントは世界最大の電気自動車充電ネットワークで、商業施設、個別店舗、会社従業員用等、用途を問わず、当社のサービスを導入することで、電気自動車ユーザーに簡単に充電サービスを提供することが可能になります。電気自動車の充電に必要な全機能を容易に提供するため、当社は多様なメーカーの充電ステーションとクラウドベースのソフトウェアを独自に融合させています。  私たちは現在、このチャージポイントのサービスをアジア地区に拡大するべく、全世界で広範囲な事業を展開する豊田通商との協業を進めています。ステークホルダーの声電気自動車普及に向けて充電市場を牽引ChargePoint Inc. CEOPasqualeRomano氏欧 州日 本中 国米 国アジアシンガポール1010道路の狭い市街地の小荷物配送にエネルギー問題・排ガス問題の解決のために広い大学キャンパス内の移動に市民の重要な足である軽車両をEV化するために気軽にEVを利用してもらうためにより低価格で便利な充電インフラを普及させるために

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