豊田通商株式会社 CSRレポート2012
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社会貢献活動 当社が出資するブラジルのトヨタ系自動車ディーラーComercio de Veiculos Toyota Tsusho Ltda.(CVTT)では、事業に取り組むにあたって「環境問題に関するポリシー」を定めています。 2011年度は子どもたちに環境問題への理解をより深めてもらうために、サンパウロ市内の小学生を本社に招待し、環境教育プログラムを実施しました。参加者はISO担当者から説明を受けた後、工場内を見学し、社員の指導のもと、廃棄物や廃水の処分取り扱いについて学びました。ブラジルで、小学生を対象とした環境教育を実施しています。環境教育プログラム 豊田通商では、海外から日本の大学へ留学する外国人留学生に対する奨学金事業を継続的に行っています。 この事業は、在学中の留学生の経済的不安を緩和し、学習効果を高めると同時に、国際交流を促進し、人材の育成に寄与することを目的としています。また、奨学生を集めて商社について学ぶ機会を設けたり、社員との交流会イベントを開催し、互いに親交を深めています。日本で学ぶ留学生を支援しています。豊田通商留学生奨学金東京本社で交流会を開催熱心に見学する子どもたち 豊田通商はこれまで、「環境」「福祉」「教育」の3分野を重点テーマに社会貢献活動を行ってきました。 しかし、2011年の東日本大震災発生を受け、活動の最重要分野として新たに「震災復興支援」を設定しました。被災現地での復興支援(社員のボランティア参加への呼びかけ、イベント開催)のほか、募金活動、義捐金や支援物資の送付、東北産品の社内販売などを実施しています。●被災地でのボランティア活動 豊田通商は社員にボランティアを募り、他のトヨタグループ14社の社員とともに被災地復興支援活動を実施しました。岩手県住田町をベースとして、6月から11月まで陸前高田市、大船渡市において計14回にわたってボランティアを派遣してきました。 今回の活動では、大人数ではなくても同じ地域で継続的に活動し、現地のニ̶ズや被災された方々の気持ちに寄り添うことを目標としているので、参加者は支援活動に取り組むにあたって、事前にボランティア研修を受け、現地の最新事情を学びました。 2011年度は9名の社員が5日間の活動に参加しました。2012年度はこの活動で得られた反省点をもとに、さらに積極的に被災地支援に取り組んでいきます。●物産販売会を開催し、被災地を応援 2011年6月、東京本社の社員食堂で、社員の誰もが参加できる被災地支援活動として、福島県喜多方市の物産販売会、「被災地応援マルシェ」を実施しました。 これは、観光業が盛んな福島県が、震災以降甚大な経済的被害を受けていることを受け、少しでも産品消費の役に立とうという主旨で企画されたものです。当日は福島県東京事務所によるとりまとめのもと、喜多方を中心とした地域のバラエティー豊かな商品を販売し、多くの社員が来場する中、完売商品も出るほどの大盛況となりました。「直接現地には行けないけれど、自分も何か応援をしたい」という社員の気持ちを被災地の人々に伝えるよい機会となりました。「復興支援」を社会貢献活動の最重要分野に位置づけています。東日本大震災復興支援食品を中心とした物産を販売喜多方市などから現地業者が参加津波で流された家屋のがれき撤去陸前高田市の災害ボランティアセンター41

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