豊田通商株式会社 CSRレポート2012
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安全情報の発信 本社内に「ゼロ災ルーム」を設置し、豊田通商の安全管理の取り組みや災害事例、教育内容などを展示しています。同施設は、豊田通商・グループ会社社員に加え、お客様、仕入先様にも自由に利用いただいています。 2011年度は、「忘れない・風化させない活動」の一環として、重大災害の発生日に「ゼロ災ルーム」を利用して、安全の再確認を行いました。 また、2008 年度に設置した電子掲示板「OSH-NET」を利用し、安全衛生管理資料や災害事例、各種会議の議事録など、安全衛生に関わる情報を一元化して社員に発信しています。2011年度は、見やすく使いやすいものにデザインを一新したほか、OSH※-NETのデザインを一新し安全衛生情報の発信を強化しました。安全体感道場の様子穀物サイロOSH-NET新たに災害や会議体の情報についても掲載を開始しました。安全衛生へのさまざまな取り組みの情報を全社員が共有・理解し、全社を挙げた安全意識向上が図れるよう努めています。※ OSH:Occupational Safety and Health(労働安全衛生)の略サプライチェーン 食料本部では、食料安全推進室を中心に「食料安全管理システム」を構築し、法令遵守に努めています。サプライヤー選定にあたっては、書類審査に加え工場でも審査を実施。「サプライヤー選定管理基準」で設定した基準点をクリアする優良なサプライヤーのみを厳選登録しています。 登録サプライヤーに対しては、「サプライヤー管理基準」で製品管理のためのガイドラインを示し、原料調達から製品出荷までの各工程で徹底した管理を義務づけています。また、食料安全管理システムのルールにもとづいた検査マニュアルとして「現地サプライヤー検査」を定め、登録サプライヤーに着実な検査の実行を求めるとともに、サプライヤーによる現地での検査が困難な場合には、食料本部による自社検査も実施しています。これらの検査の結果、法令違反等の重大な問題が判明した場合は、当該原料または製品を排除し出荷させない措置を講じます。 また、輸入品に関しては、豊田通商が「自社検査ルール」にもとづいた検査を輸入時に行っています。「自社検査」の結果、法令違反等の重大な問題が判明した場合は、該当貨物は国内流通させず、積戻しまたは廃棄する措置を講じます。 さらに、万が一これらの検査で問題が発覚した場合には、原因を徹底的に究明し、再発防止を図るなど、食品事故を未然に防ぐ体制を整えています。優良なサプライヤーを厳選し製品管理を徹底するためのガイドラインを示しています。食の安全の確保自社物流拠点 食料本部は、国内4ヵ所に穀物サイロを保有しています。その運営にあたっては、農林水産省のガイドラインおよび指導要領(飼料および小麦)や、厚生労働省の指導要領(食用とうもろこし)にのっとった自社品質管理マニュアルを作成し、搬入前、搬入、保管、搬出のあらゆる段階で、クリーニングや温度管理を徹底しています。農水省・厚労省の要請にのっとった自社マニュアルを作成し品質管理を徹底しています。 正確な情報と安心を提供するため、商品表示の適正化を徹底しています。製品の使用原材料と実際の表示の整合性を事前に確認し、表示見本や版下等、表示に関する記録を保管しています。賞味期限、消費期限の日付管理に関しては、食料安全管理システムの「サプライヤー管理基準」でルールを定め、サプライヤーが正しい日付管理を実行していることを確認しています。原材料表示や日付管理を確認し適正な商品表示に努めています。適正な商品表示内に「安全体感道場」を設置しました。「挟まれ体感」「重量物体感」など約40種の危険体感をシミュレーションでき、豊田通商、グループ会社の社員のほか、「安全衛生協力会」に参加している仕入先様にも開放しています。 2011年度は計635名が同施設を利用しました。26

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