豊田通商株式会社 CSRレポート2011
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に処理する方法でした。 そこで、当社では、紙おむつを販売するだけでなく、使用後の紙おむつを完全密封の専用容器で回収し、衛生的に処理するサービス「CLEAN FOREVER」を1993年から提供。各施設の方々からは、介護現場を清潔に保ち、安心して処理を委託できるシステムとして好評をいただいています。 使用後の紙おむつの回収・運搬から中間処理については、中間処理業者の豊田ケミカルエンジニアリング(株)を含む、自治体から認可を受けた専門業者が対応します。また、最終的に焼却処分するまで、適切に処理できたかを確認できるよう、マニフェスト伝票による管理を導入しています。さらに、専用容器には、焼却時に有毒ガスを出さない素材を使用するなど、環境にも配慮しています。 また、当社では、現在、焼却処理している使用済み紙おむつを再生紙としてリサイクルする可能性についても、検討を進めています。使用済み紙おむつを原料とするリサイクルパルプの用途が少ないことが課題となり、実現には至っていませんが、今後もリサイクルの可能性を探り続け、事業化に挑戦していきます。収集・運搬、中間処理業者との協力によって、紙おむつの販売・回収・廃棄処分までの一貫サービス「CLEAN FOREVER」を介護施設に提供することが可能になりました。紙おむつリサイクルの事業化も検討供給・回収・処理の一貫システムを提供介護施設使 用運搬業者収集・運搬豊田ケミカルエンジニアリング(株) 他中間処理最終処分会社最終処分使用後の紙おむつは、完全密封の「マルチペール」(豊田通商オリジナル開発)で一時保管。ニオイや液ダレをシャットアウトします。マニフェスト伝票焼却プラント介護施設の利用者数※1紙おむつの使用状況※2(千人)1,000800600400200020092000 高齢化率の上昇を受けて、介護施設の利用者数も増加しています。厚生労働省によれば、介護保険がスタートした2000年度で60万4,000人だった利用者数は、2009年度には83万4,000人にまで増加しています。これに対し、これらの施設で紙おむつが広く利用されていることが、調査で示されています。(年度)604834社会・市場の動向※1 介護保険上のサービス受給者数 (出典:厚生労働省 2010 「平成21年度 介護保険事業状況報告」)※2 (出典:(社)日本衛生材料工業連合会 2005 『日衛連 紙おむつNews』 vol.50)特別養護老人ホーム介護老人保健施設紙おむつ39%紙・布併用60%布おむつのみ1%紙おむつ74%紙・布併用25%布おむつのみ1%22

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