豊田通商株式会社 CSRレポート2011
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奨学金や街灯設置などを通じても現地社会に貢献パソコンやビジネスライティング等の講習を実施し、多様なスキルを身につけられるようにしています。また、主に中堅社員向けには、成功事例を共有し、問題解決の方法を習得するために、各国の現地社員を一堂に集め、2~3日かけて討議する研修「Cross Regional Unit (CRU)」も実施しています。さらに、現地子会社の幹部層については、数年のサイクルで他国の当社グループ子会社の役員を実際に担当させ、より国際的な経営センスを身につけられる仕組みを整えています。 各国の社会情勢に応じた社会貢献活動にも、積極的に取り組んでいます。ケニアでは、国の将来を担う人材を育成するため、1990年に「トヨタケニア基金」を設立。2011年までに、累計322名の学生達に奨学金を給付しています。同基金は”教育”を通じ、ケニア社会の健全な発展に貢献する事を目標としています。 また新興国では、治安・事故対策も、共通の重要な社会的課題です。そこで、Toyota Kenya Ltdでは2000年から、街灯を整備する活動を開始。2011年現在までに、累計1,000本超の街灯を設置しています。完成車の販売からアフターサービスまで一貫したサービスを展開アフリカ各国の自動車販売店に対して、完成車の販売はもちろん、スペア部品の販売、アフターメンテナンスまで一貫したサービスを提供しています。また、現地の販売・サービススタッフの指導・育成を通じてサービスの質を高めるとともに、その能力向上やキャリアアップを支援しています。ケニア保健省 公衆衛生官Julliet Adhiambo Obute氏 トヨタケニア基金から学費と寮費を給付いただいたおかげで、私は学業に専念することができ、さらには優秀な成績で環境衛生学の学位を取得することができました。 学位を取得した私は現在、ケニア保健省で公衆衛生官として働いています。いただいた温かいご支援によって、私は、自分が大学で得た知識を社会に還元できる立場になりました。 貴基金によって人生が変わった私たちが、今度は他の人々の人生によい影響を与えることになるでしょう。このように貴基金の寛大なはからいは、ケニアをよりよい国にしています。 トヨタケニア基金のご多運を心からお祈り申し上げます。ステークホルダーの声完成車の販売アフターサービス消費者人材育成社会貢献自動車を購入しやすいよう分割払いやリースを導入するなど販売形態を工夫しています。純正・汎用部品やアクセサリーの安定供給と質の高いアフターサービスの提供を通じてお客様の満足度向上に努めています。豊田通商討議などを通じて学ぶ研修「Cross Regional Unit」では、アフリカ各国の中堅層社員が一堂に集まる。トヨタケニア奨学金基金の2010年度授与式14

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