安全教育研修

安全教育研修

階層別の安全研修を充実させるとともに、安全教育の講師も社内で養成しています。

安全管理の原点は「人づくり」であるとの考えに基づき、グループ社員はもちろん、仕入先さまをも対象とした安全教育を実施しています。

各営業本部で安全活動を主導しているゼロ災推進メンバーに対しては、「安全管理者選任時研修」を義務付け、安全意識の向上に努めています。2016年度の同研修の受験者数は29名で、累計受講者数は1,250名以上に上ります。

また、新入社員、中堅社員、管理職、経営者のそれぞれに、階層別の安全研修を実施している他、仕入先にも安全教育の対象を拡大しています。

これら安全教育を指導する講師は、豊田通商グループの事情を理解し、現場に即した対応ができるよう社内で育成されています。講師は全て、厚生労働省が認定する安全衛生教育の講師資格「RSTトレーナー」や、トヨタグループの職長教育講師資格「全豊田作業責任者専門講師」の資格者です。現在、安全推進室の社員の半数以上が安全に関する資格を持っています。

さらに、現場でのさまざまな安全教育をDVDにまとめ、「見る」安全教育の実施に役立てています。高所作業や玉掛作業、感電防止を取り上げた「工事」、固縛作業やクレーン作業についての「納品」、作業時に異常が発生した際の対応を示した「生産」そして「管理」などの全6巻を作成。国内外の事業体約340社に配布しています。

主な研修と受講者数(2017年度)

研修内容 対象者 受講者数
新入社員教育 新入社員 108名
選任時研修 中堅社員・管理職 29名
海外赴任前研修 197名
工事責任者研修 各担当者(グループ会社・仕入先様を含む) 317名
作業責任者研修 1,942名
高所作業者教育 1,632名
感電防止教育 1,633名
安全体感道場 629名
トップ層研修 経営者 312名

危険への感受性を高めるために「安全体感道場」を設置しています。

「感電」の怖さを体感で学ぶ
「感電」の怖さを体感で学ぶ

危険への感受性を高めてもらうことを目的に、2009年度、豊田スチールセンター内に「安全体感道場」を設置しました。「挟まれ体感」「重量物体感」など約40種の危険体感をシミュレーションでき、豊田通商、グループ会社の社員のほか、「安全衛生協力会」に参加している仕入先さまにも開放しています。

2016年度は取引先含め629名が利用しました。

安全情報の発信

電子掲示板「OSH-NET」で安全衛生情報を発信しています。

本社内に「ゼロ災ルーム」を設置し、豊田通商の安全管理の取り組みや災害事例、教育内容などを展示しています。同施設は、豊田通商・グループ社員に加え、お客さま、仕入先さまにも自由に利用いただいています。

また、2008 年度に設置した電子掲示板「OSH-NET」を利用し、安全衛生管理資料や災害事例、各種会議の議事録など、安全衛生に関わる情報を一元化して社員に発信しています。OSH-NETは、2011年度にデザインを一新した他、随時情報を追加するなど、使いやすさと内容の充実を図っています。

安全衛生へのさまざまな取り組みの情報を全社員が共有・理解し、全社を挙げた安全意識向上が図れるよう努めています。

  • OSH:Occupational Safety and Health(労働安全衛生)の略

海外危機管理(セキュリティ対策)

テロリストの襲撃に対し、身を守りながら負傷者と共に脱出する訓練風景
テロリストの襲撃に対し、身を守りながら負傷者と共に脱出する訓練風景

2013年1月に発生したアルジェリアでのテロ事件を受け、同年4月に専門組織として人事部内にセキュリティ対策室を設置。2017年4月には総務部減災・BCM推進室と統合して、危機管理・BCM推進部が設立されました。社員教育としては、海外赴任者、帯同家族を対象とした「海外赴任前説明会」に加えて、海外特有の危険を実際に体験する訓練も実施しています。

  1. 1.海外経験の浅い若手社員を対象に「海外出張時『基本動作』確認講習会」
  2. 2.ハイリスク国の駐在員を対象に「テロなどへの対処訓練」

また、セキュリティ情報の収集・分析強化を行い、海外危機管理ホームページを通じて、国内外のグループ社員に情報発信しています。医療面では、海外滞在先から電話による医師への医療相談や緊急医療搬送などに24時間365日対応する体制を敷いています。