環境への取り組み

地球温暖化の防止

豊田通商でのCO2排出量削減

「省エネ推進検討会議」を設置し、CO2排出量の削減に取り組んでいます。

豊田通商は(社)日本貿易会*の「低炭素社会実行計画」に基づき、電力使用原単位(会社全体における床面積当たりの電力消費量)を、2030年目標として2009年度比で19.0%削減するように努めています。

そのため、「省エネ推進検討会議」が策定したエネルギー管理標準を導入し、同標準の順守を「省エネ監査」でチェックしています。さらに省エネ投資・実施計画に基づき、空調設定の最適化、照明の間引き、名古屋本社・東京本社での昼休み・夜間の社内一斉消灯などを行っています。今後も年平均1%削減を目標に、取り組みを継続します。

  • *(社)日本貿易会:わが国の貿易商社および貿易団体を中心とする、貿易業界としての団体(社団法人)。わが国の貿易および貿易業界の一層の健全な発展を図るために活動している。
オフィスにおけるCO2排出量
オフィスにおけるCO2排出量
集計範囲:豊田通商(株)
換算係数:省エネ法に基づく
オフィスにおける電力使用量
オフィスにおける電力使用量
集計範囲:豊田通商(株)
省エネ推進検討会議
省エネ推進検討会議

グループ会社でのCO2排出量削減

生産設備の集約や待機電力の削減などにより、CO2排出量を削減しています。

国内グループ会社の省エネ対策として、工場を中心に生産設備の集約(寄せ止め)、明かり窓の設置、LED照明、インバーター制御の導入による消費電力の削減、非稼働時のエアコンプレッサー停止などによる待機電力の削減などを実施しています。海外のグループ会社でも、地中熱ヒートポンプを導入するなど、CO2の排出量削減に取り組んでいます。

豊通ニューパック(株)の明かり窓
豊通ニューパック(株)の明かり窓
豊通ニューパック(株)のLEDライト
豊通ニューパック(株)のLEDライト
天津豊田鋼材加工有限公司(中国)で導入した地中熱ヒートポンプ
天津豊田鋼材加工有限公司(中国)で導入した地中熱ヒートポンプ
CO2排出量(国内グループ会社47社)
CO2排出量(国内グループ会社47社)
集計範囲:国内グループ会社47社
換算係数:省エネ法に基づく

輸送におけるCO2排出量削減

省エネ法の「特定荷主*」に認定されている、豊田通商と豊田スチールセンター(株)を中心にCO2排出量の原単位の年平均1%削減に取り組んでいます。

輸送会社の協力を得て、コンテナ積載率の向上、輸送・配送ルートの短縮によるトラック輸送の効率化など、製品輸送におけるCO2排出量の削減に取り組んでいます。

  • *特定荷主:省エネ法に規定する、年間3,000万トン・km以上の貨物輸送を取り扱う事業者のこと
輸送におけるCO2排出量
輸送におけるCO2排出量
集計範囲:豊田通商(株)・豊田スチールセンター(株)
換算係数:省エネ法に基づく

廃棄物の再資源化率向上と埋立率低減の推進

当社グループでは、廃棄物の再資源化率の向上*¹と埋立率*²の低減に取り組んでいます。

豊田通商は名古屋/東京両本社ビルで発生した廃棄物の再資源化率の目標を84%以上に設定し、ゴミ分別の徹底、サーマルリサイクルを推進してきました。2016年3月期、2017年3月期は90%台に改善し目標を達成しており、今後も再資源化率の改善に努めます。

また、当社グループでは、廃棄物の埋立率低減に重点的に取組んでいます。

  • 再資源化率:廃棄物の総排出量に占める再資源化量の割合
  • 埋立率:廃棄物の総排出量に占める埋立処分量の割合
埋立率/再資源化率
埋立率/再資源化率(集計範囲:名古屋本社・東京本社)
(集計範囲:名古屋本社・東京本社)
廃棄物排出量(再資源化量/焼却量/埋立量)
廃棄物排出量
(集計範囲:名古屋本社・東京本社)

汚染リスク対策

化学物質管理

EU規則REACH*¹に対応し人の健康や環境に配慮した管理をしています。

工業製品に使用される物質の中には、環境汚染や人体への健康被害の恐れがあるものもあります。豊田通商グループでは、これらの物質の使用・管理に関してEUが策定した各種規制を遵守しています。

例えば、自動車部品を製造する樹脂加工工場や合成ゴム加工工場では、REACHで規制対象となっている化学物質を含む可塑剤や難燃剤を使用しています。対象物質および調剤に関しては、商品中に含まれる各物質の数量管理を実施しています。また、成形品に関しては、成形品中に該当物質(SVHC*²)が含まれているかどうかを確認し、人の健康や環境に配慮した化学物質の使用・管理をしています。

  1. REACH:EUにおける化学物質の安全な使用・取り扱い・用途に関する法律
  2. SVHC(Substances of Very High Concern):人の健康や環境に対して深刻な悪影響を及ぼす可能性のある高懸念物質

PCB含有機器の豊田通商グループ統合処理推進

豊田通商グループでは、PCB含有機器の保有(保管中・使用中)そのものを大きな環境リスクと捉えています。このため、環境リスク低減の観点から、早期処理の実現を目指して統合処理を推進しています。

2015年度は豊田通商が保有する低/高濃度PCB含有機器とグループ会社が保有するPCB含有機器の統合処理を実施しました。その結果、豊田通商が保有する高濃度PCBの処理は全て完了しましたが、一方で低濃度PCB含有機器が残っているため、2016年度に完了すべく処理を進めています。また、グループ会社の保管中・使用中のPCB含有機器については、2017年度までに処理を完了する予定です。